2ヶ月半ぶりののど自慢!
2021年10月3日 北海道北斗市(北斗市総合文化センター・かなで~る)
1丸ノ内サディスティック(椎名林檎)
2にじいろ(絢香)
3きよしのズンドコ節(氷川きよし)
4夏の思い出(唱歌)
5じょんから女節(長山洋子)
6夫婦一生(北島三郎)
7手紙~愛するあなたへ~(藤田麻衣子)
8望郷じょんから(細川たかし)
9Beautiful(Superfly)
10ダイアナ(ポール・アンカ)
11道南口説節(民謡)
12 100万回の「I love you」(Rake)
13ただ君に晴れ(ヨルシカ)
14虹(菅田将暉)
15栄冠は君に輝く(山崎育三郎)
16別れの朝(ペドロ&カプリシャス)
17今宵の月のように(エレファントカシマシ)
18やさしさで溢れるように(JUJU)
男性 11人
女性 10人
合計 21人
合 6組
2 12組
1 0組
北斗市では5年ぶり。
そして北海道でも2年2ヶ月ぶり。前回が隣の七飯町だったので北海道で2年2ヶ月ぶりと言っても非常に狭域の話であり「北海道はでっかいどう」と言うほどのレベルでは無いがw
オマケにのど自慢自体も2ヶ月半ぶり。コロナがあってもどうせオリンピックで・・・と言う事でもなく、そもそもコロナが無ければオリンピックは去年とうに終わっていたわけで、スケジュール上潰れたのは3回だけとは言ってもやっぱり2ヶ月半ものど自慢が無かったのはコロナのせいなんだよなぁ・・・。
【今週の感想】
1丸ノ内サディスティック
市役所2年目の24歳。
何だろ、歌は聴いてて素晴らしいの一言なのに画面に映る光景の異様感w
3きよしのズンドコ節
米農家の5代目きょうだい3人組。
うちわにはおじいちゃんとおばあちゃんの名前「みつお」と「ひで」の文字が。
4夏の思い出
おじいちゃんが細川たかしのファンだと言う中学一年生。いやーいいねぇ、カァイイねぇ。
歌声のキレイさもあるけど細川さんの「俺の歌は歌えないんだ?」の自虐狙いの問いかけに「細川さんは上手すぎて」と細川さんをageてくる想定以上の立ち回り。これには流石の細川さんも「ゴマする事も知ってんだ(笑)」と舌を巻いた。中一とは思えない高等なトーク技術だな。色んな意味で素晴らしい。
5じょんから女節
三味線は自分で弾いていたとの事。
長山「大体ほうきとか持って歌うんですけど」
いや実は私もそこに目を付けてて三味線、自分で弾いてるのすげぇな!と思ってたとこ。
6夫婦一生
結婚60年の89歳。奥さんに「優しくて愛情がいっぱいあって、これから何年も一緒にいたい」と熱いメッセージ。
7手紙~愛するあなたへ~
結婚60年の次は8月に結婚したばかりの新婚さんいらっしゃい!
8望郷じょんから
細川「(合格の鐘を)鳴らしたい・・・鳴らしたくない・・・際どい所(笑)」
いやもうホント言い得て妙w
上手いんだよ、声も出てるし。でもなんかちょっと微妙に違和感もあったり無かったりで、これで鳥羽一郎の曲とか聴いてみたいなと思ったりもしたw
もうタメなんか狙ってやってるよな、クセの強さの集合体よ。
10ダイアナ
顔で歌ってる。
11道南口説節
細川「高い音はマイクを離した方が良い」と珍しくガチアドバイス。
ところでこの湊谷さんって
この子だよな。この時も道南口説歌って合格。高校生ぐらいの時か?と思って見直して見たらこの時すでに妊娠6ヶ月だったと言う衝撃。何となく印象には残ってたんだよなぁ。
14虹
中学三年生。
いやー、歌声が暖かいねぇ。ひいおばあちゃん90歳だそうだけど全然見えないよ、若い。
15栄冠は君に輝く
お父さんは52歳の誕生日・・・52歳と言えば我らが千ちゃんも先月52になったばかり!
特別賞は3番「きよしのズンドコ節」を歌われた米農家3きょうだい。
チャンピオンは7番「手紙~愛するあなたへ~」を歌われた女性でした。
今回も中々のタレント揃いでしたね。初っ端から「丸ノ内サディスティック」持ってきたのもう反則でしょw
チャンピオン争い、特別賞争い、ともに激戦だったのは久々だったんじゃないかな(そもそものど自慢自体久々だけど)。
キャラ的に「夏の思い出」の少年あたりがチャンピオンを取る事もあるかなと思ったけど流石にレベル的にはまだチャンピオンと言う域では無かった。
1番の「丸ノ内サディスティック」の男性もハマる地域によってはすんなりチャンピオン行ったんだろうなw
この方絵面の異様さが先に立つ謎の魅力があるよな。
と言うわけで今回は女性陣4人の争いになったんじゃないかな、と思ったんだけどこの4人がバチバチで中々絞りづらかったね。気持ちの籠った「手紙」、勢いと確かな歌唱力の「Beautiful」、切れ味鋭い「道南口説節」、瑞々しい「やさしさで溢れるように」、どの方も甲乙つけがたく個人的に迷って選んだのは「やさしさ~」の女の子だったけど結果は知っての通り「手紙」の女性がチャンピオンでした。
ちなみに私の(顔の)好みは「Beautiful」の女の子です(笑)こういうキツネ系の顔おじさん好きですね(笑)
この曲「Superfly」の中では比較的楽な部類の歌ではあると思うんですけど、最後の方の
世界で一つの輝く光になれ
↑と、ここまでは声量さえあれば割と乗り切れちゃうんだけど、この後に落とし穴があって
私でいい 私を信じてゆくのさ
↑の「私」の部分で難易度が爆上がりするんだよなぁ。ここで音程崩しちゃうパターンも多いんだけど9番の子は何とか乗り切って安定感を見せつけたとこがポイント上がったね(私の)。
特別賞争いも激戦で「ズンドコ節」も元気があって良かったし、89歳のおじいさんの妻への熱いメッセージは感動したし、「望郷じょんから」のクセの塊は応援したくなるし、「虹」の男の子のおばあちゃんを見ている時の優しさも伝わってきたしで、こっちも迷わせてもらったねぇ。迷う時は大体凄く面白かったかそうでもなかったかの2択だけど、今回は明らかに前者で迷った。
で、あと歌とは関係ない所だけど一つ気になったのが会場内の反響音。割と支障があるレベルで響いてたので聞き取りづらい所も幾らかあったんだけど5年前も同じ会場でこんなに響いてたっけ?まぁ5年前は多分満員だったから今回とは音の跳ね返りも違ったとは思うんだけど、やっぱり北海道(函館)のスタッフもコロナ仕様では初ののど自慢と言う事で通常時の感覚が抜けてなかったのかなぁ、と邪推。ここだけ多少不満が残った。