2021年10月17日 滋賀県大津市(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)
1負けないで(ZARD)
2きよしのズンドコ節(氷川きよし)
3私たち(西野カナ)
4海の声(桐谷健太)
5SUN(星野 源)
6雪國(吉 幾三)
7みれん酒(石原詢子)
8ジョニーの子守唄(アリス)
9ひまわりの家の輪舞曲(麻衣)
10BIG BEAT(矢沢永吉)
11ひばりの佐渡情話(美空ひばり)
12フィクション(sumika)
13旅愁(唱歌)
14道化師のソネット(さだまさし)
15蜩(長山洋子)
16Lemon(米津玄師)
17これが私の生きる道(PUFFY)
18浪漫飛行(米米CLUB)
男性 10人
女性 12人
合計 22人
合 6組
2 12組
1 0組
大津市では8年ぶり。
【今週の感想】
2きよしのズンドコ節
肩甲骨が艶めかしく動く阪神ファンの75歳。
いや、悪く無かったですよ、声の伸びなんかもしっかり口空けて気持ちよく出てたし。
3私たち
幼馴染。この2人の歌ねぇ、ちょっと何か分かんないけどジーンと来ちゃった。
7みれん酒
大学4年生。石原詢子に美の秘訣を尋ねるもなぜか吉 幾三にバトンが。
吉「それは教えられません」
8ジョニーの子守唄
上手い!宴会で大盛り上がりと聞けば、テンガロンハットだしここはいっちょ「勝手にしやがれ」あたりで盛り上げてくるのかなぁと思ったら超正統派じゃないかw
9ひまわりの家の輪舞曲
中学1年生。将来の夢は音楽の先生!
11ひばりの佐渡情話
新潟からお嫁に来て50年という水墨画の先生。
12フィクション
重量挙げで国体を目指す25歳。今年は中止になっちゃったけど参加予定だったのかな?
13旅愁
81歳のおばあちゃんと大学生の孫。
一見お淑やかな感じのお婆ちゃんだけど孫とのデュエットには「とっても楽しい」と笑顔。良かったね。
16Lemon
弓道部の高1。180センチか・・・これは相撲部屋が放っておかんな・・・。
特別賞は13番「旅愁」を歌われたおばあちゃんと孫。
チャンピオンは9番「ひまわりの家の輪舞曲」を歌われた女子中学生でした。
歌唱力と言う一点だけで見ればそれほど上手い人はいなかった印象。鐘2つでも「合格者と遜色なかったな~」という方が1人2人いる回も多い中で「鐘2つの人は鐘2つだし、なんなら合格者も鐘2つと遜色なかった」という人もいた。まぁこういう時には得てして合格者が多い傾向にある。その点は毎回審査員も違うわけだし整合性うんたら言うのも的外れなんでツッコまないけれども。
そんな中で群を抜いていた8番「ジョニーの子守唄」のお二人。
音程は勿論だが、ハモリのバランス、ダンディ&ワイルドなファッションセンス、全てにおいて絵になる渋いおじさん達だった。新聞配達店の同僚だそうだが、この宴会の盛り上がり用・・・会社の平均年齢が知れるな。
チャンピオンの「ひまわりの家の輪舞曲」の子は発展途上。まだ発音も完成しておらず歌い出しも不安定だったが、途中からグッとよくなったので歌っている内に緊張が取れてきたか。スロースターターだったのが惜しい。出だしからノビノビ歌えるようになれば化けるだろうな。3月のチャンピオン大会に今年のチャンピオンが対象になるかは分からないけど、多分この子の現時点の課題点ってリハーサルしっかりやれば解決できちゃうものだと思うんで、チャンピオン大会の頃には見違えるぐらい良くなってるかもしれない。
5番「SUN」の女性。闘病中の旦那さんからのリクエストだったそうだが、この旦那さんも太陽の仮装をしながら客席で応援。涙を拭う場面なんてグッと来たねぇ。素晴らしい夫婦の絆を見たよ。