いよいよ1月10日に迫った大相撲初場所。
そこで今回は将来の土俵を湧かすであろう幕下以下の有望力士を挙げる事にする。
まずは新十両ランキング。
独断と偏見で今年、新十両を射止めそうな力士を挙げてみる。上位ほど早く関取昇進という予想。なお将来性などは関係なく、あくまで今年新十両になりそうな力士のみである()内は部屋名。
1佐田の富士(境川)
2駿河司(入間川)
3青木(木瀬)
4栃乃若(春日野)
5貴ノ岩(貴乃花)
6竜電(高田川)
7松谷(松ヶ根)
8魁聖(友綱)
8人か・・・割と少ないような印象を受けるが、まぁこんなもんだろう。いかに関取への道が険しいか改めて分かる。これは私の予想なので、これを覆して活きの良い若手(若手じゃないのもいるけど)がどんどん上がってくる事を期待したい。
佐田の富士あたりは初場所で幕下優勝ぐらいするんじゃないかと思ってる。駿河司は初場所のチャンスを逃すと一気にランク外になりそうな悪寒。青木、栃乃若はいずれ上がるとして5位の貴ノ岩はまだ未知数。新十両の妙義龍と稽古しても芽が出ていると聞くので、この位置に置いてみた。竜電もいずれは上がる。予想は秋場所。貴ノ岩と平成生まれ初の関取・同時昇進となれば面白いのだが。幕下経験が4年近くなる松谷はそろそろ上がらないと賞味期限が近付く。魁聖は徐々に勝ち方を覚えてきている成長期。体格を上手く活かせる様になればこの予想ランキングを大幅に塗り替えることも有り得る。
続いて今年期待のランキング。こちらは将来性なども考慮し、今年力を付けてくるであろう幕下以下のランキング。もちろん私の独断と偏見なのは言うまでも無い。
1碧山(田子ノ浦)
2佐田の富士(境川)
3貴ノ岩(貴乃花)
4青木(木瀬)
5栃乃若(春日野)
6竜電(高田川)
7旭秀鵬(大島)
8宝富士(伊勢ヶ濱)
9若龍勢(放駒)
10飛翔富士(中村)
どうしても上のランキングと被ってしまうところもあるが・・・。まずは1位の碧山。今年の目玉であることは間違いが無く、今まで体で勝ってきた序ノ口、序二段とは違って技を身につけてきた三段目上位でどのように戦うかが注目される。尤も病み上がりとは言え、元幕下の風斧山を吹っ飛ばしたあの相撲を見ると、この辺も一気に突き抜けそうだが。2〜6は省く。しつこいようだが初場所の幕下優勝は佐田の富士だと思ってる。7位は旭秀鵬。眼の怪我で去年は思うような成績が残せなかったが、今年は関取を目指して気持ち新たに再出発したい。相撲界のマツコデラックスとの呼び声高い宝富士は同期青木に離されないように食らいついていきたいところ。現在8場所連続勝ち越し中の若龍勢は今年も波に乗っていけるか。正直言うと、5年くらい前から私は期待して見てるんだが。10位の飛翔富士はこれ以上の体重はいらない。足腰の強化でスピードを増すことが出世に繋がるだろう。
この他、期待する力士を挙げれば幕下優勝で21年を締めた黒澤やジワジワと力を付けてきた同部屋の中西。小さい体で面白い相撲を取る薩摩響、栃翼。100キロに満たない隆の山。投げに絶対的な威力を持つ亀井・・・など注目すべき力士は多い。
今年の大相撲も要チェックである。