3月24日 岐阜県瑞穂市大会、BOYS AND MEN初登場!
3月31日 栃木県宇都宮市大会、hitomi初登場!
4月7日 北海道遠軽町大会、半崎美子初登場!
5月5日 岩手県陸前高田市大会、稲垣潤一初登場!
6月2日 山梨県韮崎市大会、藤巻亮太初登場!

NHKのど自慢・秋田県潟上市大会

大相撲秋場所朝青龍が24回目の優勝。


朝青龍14勝1敗。
大方の予想を覆しての優勝だったに違いない。場所前の調子、そして初日、二日目、三日目と充実の極みとも言える相撲内容だった白鵬が、食いさがる大関陣を振り切って今場所も優勝するものだろうと思われたが六日目に信じられない光景を目の当たりにする。相手は初顔の翔天狼。一年前はまだ「素質がある」と言われながら度重なる怪我などで6年近く幕下で足踏みしていた力士であった。連続優勝し2場所で十両通過、やや幕内の壁に阻まれながらも名古屋場所では11勝を上げ敢闘賞に輝いていた、まさにここ数場所、飛ぶ鳥を落とす勢いで昇進してきた力士である。その翔天狼に立ち合いから一方的に押しこまれサッと体を開かれた所をバッタリ引き落とし。油断が全てとしか言えない黒星にガラッと館内の雰囲気が変わった(なお次の一番、安美錦朝青龍もあと一歩朝青龍が後ろに下がっていたら土俵を割っていたため、興奮と歓声が一瞬の内に溜息に変わった。実はこの日、私は国技館で生観戦しており、自分も興奮して2回ほど手を叩いた時に朝青龍の足が残っていたことに気づいたので思わず、あっーと洩らしてしまったw)。
兎にも角にも痛恨の一敗を喫してしまった白鵬を尻目に全勝街道を驀進する朝青龍。食い下がっていくだろうと思っていた大関陣もいつの間にか負けまくってて(笑)気が付いたら優勝争いは両横綱、そして東小結に帰ってきたエストニアの怪物、大関陣5人を総なめして波に乗る把瑠都に絞られた。十四日目、こちらも好調の西三枚目鶴竜に外掛けを喰らい把瑠都の秋は終戦。しかし今場所は突き押しで相手を圧倒するなど今までとは違った面も見せた把瑠都。一向に進歩が見られない舞の海選抜・七人の侍(笑)など比べ物にならず、牛歩ではあるが成長面が伺えるのが頼もしい(ちなみに七人の侍初期メンバーは稀勢の里琴奨菊豊ノ島豊真将豪栄道栃煌山豊響であるが、2ちゃんねる七人の侍スレではその都度入れ替えがあったりする)。
牛歩の把瑠都とは対照的に急速に成長してきたのが鶴竜だ。以前は土俵際で芸をする事も多かったが最近は押し込まれることが少なくなり、横綱戦ですら厳しいおっつけから押しこむ場面も多々見られる。安定感が飛躍的に上昇しており、把瑠都と並んで次の大関候補に挙げても恥ずかしくないだろう。今のところ両横綱でしか見られないような巻き替えの速さを見た時は驚いた。今の強い横綱陣がいる限り、いきなり横綱を狙っていくのは厳しいかもしれないが大関昇進の可能性なら十分。負けまくってる大関陣(笑)を一人でも引きずり落として上がりたいところだ(大関に上がった後大関(笑)にならないだろうか、と言う心配事もあるが・・・)。
下位では栃煌山北勝力が好成績を上げたものの、それほど活躍したというイメージは無い。それよりも際立っていたのは西十枚目・33歳の武州山である。一時はもう十両に戻ることさえ無理だろうと思っていたのだが、3回目の十両昇進からあれよあれよと言う間に幕内に昇進、一度十両陥落を食らったものの、この歳にして幕内に食らいついている曲者である。彼の相撲内容を見ると190センチ170キロほどの体をモロに相手にぶつけて押し込んでいく我武者羅、悪く言えば不細工な相撲なのだが、相当の圧力があるらしく10勝まで白星を伸ばした。千秋楽勝てば敢闘賞という一番でも、その事を知ってか知らずか緊張感も全く見られず、これまでと同様思いっきり突っ込んで行き、立会い変わられて一瞬で負けたのが彼らしい(変わったのも阿覧らしい)。良く頑張ってるベテラン力士・大善や北桜春日錦とあと1勝で涙の敢闘賞!というところで負けるのはお決まりのパターンなのだが、武州山にはぜひ来場所も頑張ってもらいたい。横綱戦があるかは微妙なところだが、琴欧洲琴光喜日馬富士ぐらいなら対戦はあるだろう。勝ち負けは別にしても来場所が楽しみな力士である。


さて、ここまで↑はいわゆる“つかみ”の部分であり、実はここから↓が本編になります。


つかみの方が長くて濃い(笑)
別記事にしろよ。


2009年9月27日 秋田県潟上市潟上市天王総合体育館)


つんつん津軽
2孫
3帰ってこいよ
4もう一度逢いたい
5契り
6夏色
祝い酒
8for you・・・
流星群
10本荘追分
11止まらないHa〜Ha
12雨の慕情
13竹山物語
14ここにしか咲かない花
15ふるさと
16指輪
17何度でも
18Get Along Together
19やさしさで溢れるように
20妻よ




男性 12人
女性 12人
合計 24人


合 7組
2 13組
1 0組




合格の基準が一定しないのがのど自慢の特徴であり魅力でもあるが、今回に限って言えば一定の線引がされていたように思える。というか審査員にしてみればいつもと同じなのだろうが、出場者20組を歌唱力順に並べて上手い順に合格したというような印象。いつもはこの人が合格ならこの人も合格だろ!という場面があるが、今回は8番の方がトんでしまって「惜しい!」と思った以外は特に不満も無く、ある意味無難な展開に収まったと思う。逆にインパクトのある合格も無かったので割と印象に残らなかったという残念な点もある。人の耳による審査なので、たまたま私の音感と合格者が一致したんでしょう。


【今週の感想】


5契り
なかなか良い雰囲気を持っていた。


8for you・・・
男性のこの曲は珍しい。歌詞がトんでいなかったら若しくは・・・という気はするが、どうだろう。


10本荘追分
これまでのパターンから予測してもう一人の女性の方が歌うのかと思った。また変な見方してしまった。


15ふるさと
稲を持って登場、この後に・・・。


16指輪
若い農業青年が同じく稲を持って登場。きっと15番の人の息子だ!と思ったのは私だけではあるまい(笑)




特別賞は6番爽やかに「夏色」を歌いあげた男性二人組。
チャンピオンは10番「本荘追分」を歌われた小学校の先生をしているという女性でした。