3月24日 岐阜県瑞穂市大会、BOYS AND MEN初登場!
3月31日 栃木県宇都宮市大会、hitomi初登場!
4月7日 北海道遠軽町大会、半崎美子初登場!
5月5日 岩手県陸前高田市大会、稲垣潤一初登場!
6月2日 山梨県韮崎市大会、藤巻亮太初登場!

NHKのど自慢・宮崎県高千穂町大会

4度目の正直!


2022年4月17日 宮崎県高千穂町高千穂町武道館)

1シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~(Mr.Children)
2君はロックを聴かない(あいみょん
3花束のかわりにメロディーを(清水翔太
4inside you(milet)
5おんな港町(八代亜紀
6夜明けのカラス(竹島 宏)
革命デュアリズム水樹奈々×T.M.Revolution)
8じょんから女節(長山洋子
北島三郎
10残酷な天使のテーゼ高橋洋子
11王将(村田英雄)
12VIVA(Little Glee Monster)
13母ちゃんの浜唄福田こうへい
14Just You and I(安室奈美恵
15優しいあの子(スピッツ
16宿命(Official髭男dism)
17帰る場所(HY)
18ブーゲンビリア(叶 竜也)


男性 9人
女性 12人
合計 21人

合 4組
2 14組
1 0組


高千穂町では8年ぶり。



【今週の感想】

2君はロックを聴かない
ついにあいみょんの曲でマリーゴールド以外も初登場。






4inside you
配送ドライバーに転職した25歳の女性。
後半に連れて裏声を交えたキレイな声が出てきたけど前半が惜しかったなぁ。



出「配送が遅いのでちょっとでも早く回れたらなと・・・」



歌声が温まるのもちょっと遅かった!





革命デュアリズム
低音・高音でパート分けしてるけど、ふと中音が合う時が気持ちいいんだよなぁ。
若干ピッチの悪さが気にはなるところだけど。





9峠
64歳、孫に見せつけた自慢の合格!
ドライブで孫もこの曲覚えたって言ってたけど10数年後に孫たちがこの曲で出てきてくれたら嬉しいね。





10残酷な天使のテーゼ
お父さんとおばあちゃんも出場した中学2年生。
ご家族を見つけて



千「あ、どうもお久しぶりです



ごめん、全然覚えてないけどいつ出たのか、誰か教えてw





11王将
直立不動の真っ直ぐな歌からは想像もできない99歳。
八代さんとは50年くらい前に宮崎のキャバレーで握手してもらった事があるとの事。





16宿命
いやー、彼が鐘2つなのが納得いかん(笑)
良い声出てたのになぁ。





17帰る場所
迫力ある空手の型!





特別賞は1番「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」を歌われた男性。
チャンピオンは7番「革命デュアリズム」を歌われた女性二人組でした。



一昨年2回、そして去年と3回中止になって満を持して開催の高千穂町大会。
ただ3回待った割にはやや低調な内容だった感は否めず。全体的にピッチの悪さが目立つ人が多く、緊張が伝染し乗り切れないまま終わってしまった印象。終いには千ちゃんすら竹島宏を北山たけしと言い間違える始末。まぁ歌い終わって千ちゃんから謝罪あるまで俺も気付かなかったんだけどさ。



チャンピオンは革命デュアリズム
この曲では久々の合格だけど、その2人のインパクトが凄すぎたのもあり、どうしても比べてしまうと見劣りしてしまうのが辛いところ。今回断トツで上手かったのは間違いないんだけれども。



そんな低調回だったが60代のオッサンたちが3人も合格するというある意味快挙(?)な場面も。あっさりだったのか、こってりだったのかイマイチよく分からん回だったな。

NHKのど自慢・高知県須崎市大会

2年半前まだ世界は平和だったんだなぁ。


2022年4月10日 高知県須崎市須崎市立市民文化会館)

渚のシンドバッドピンク・レディー
2恋をするなら(橋 幸夫)
3Fly High(milet)
また逢う日まで尾崎紀世彦
5古い日記(和田アキ子
愛の賛歌越路吹雪
熊野古道水森かおり
8柳ヶ瀬ブルース(美川憲一
四万十川三山ひろし
10木綿のハンカチーフ太田裕美
11海の匂いのお母さん鳥羽一郎
12太陽がくれた季節青い三角定規
13Happy!(氷川きよし
14命くれない瀬川瑛子
15チャンピオン(アリス)
16帰ってこいよ松村和子
17今。(清木場俊介
18風が吹いている(いきものがかり


男性 10人
女性 11人
合計 21人

合 5組
2 13組
1 0組


須崎市では6年ぶり。
コロナやオリンピックの影響もあり、四国ではおよそ2年半ぶりの開催となった。

【今週の感想】


渚のシンドバッド
割と尻上がりに良くなってったなw





2恋をするなら
声もステップも軽い!





また逢う日まで
小刻みなステップのリズム感が心地いいね。





5古い日記
1歳と0歳の娘のママ。
清楚な感じと思いきや「あ゛の頃は~♪」とインパクトある唸り声。
これあれだ、ado歌えば合格できそうw





6愛の賛歌
美川憲一を思わせる低音!





四万十川
ボート部の高校三年生。
よく日焼けした顔が良いよね。





12太陽がくれた季節
還暦記念の3人組。
高校の同級生だそうだが、いつまでも青春してるようで素晴らしいね。





15チャンピオン
上手い。この歌の魅力を存分に発揮してる。





16帰ってこいよ
65歳の可愛らしいおばあちゃん。
この曲で合格した人何人もいるけど、今までの人とはかなりタイプが違うな。





特別賞は1番「渚のシンドバッド」を歌われた姉妹。
チャンピオンは16番「帰ってこいよ」を歌われた女性でした。





冒頭で千ちゃんが言っていた通りおよそ2年半ぶりの四国開催。
尤も当初はオリンピックの影響で令和2年は愛媛だけの開催が予定されただけで、コロナの影響でここまで延び延びにはなったが、元々冷遇されていた地域ではあったのかもしれない。


高知は比較的大人しい人が多いイメージだった今回もそんなイメージ通りの大会となった。
ただこれは別に悪い意味ではなく抑えた味わいによって引き出された魅力が多くあったという意味。
4番の「また逢う日まで」の男性あたり朗々と歌っても良い曲なんだが、訥々と歌う事でまたこの曲の違った魅力が引き出されている。
チャンピオンに輝いた16番の女性もそうで今まで「帰ってこいよ」を歌ってきた方はキンキンに尖らせた高音で勝負している方が多かったが、これほど柔らかな「帰ってこいよ」は見た事無いwそこが逆にインパクトを生んだという奇跡のような好循環。非常にマイルドな歌だったなぁ。





異色は6番「愛の賛歌」の高校生。越路吹雪と言うよりむしろこれは美川憲一に寄せた「愛の賛歌」。まぁ本人のキャラはさておいても低音を活かした重厚な歌は中々聴き応えがあった。

NHKのど自慢・滋賀県東近江市大会

今日から新年度!


2022年4月3日 滋賀県東近江市東近江市八日市文化芸術会館)

1Mela!(緑黄色社会
2じょんから女節(長山洋子
3それが大事(大事MANブラザーズバンド)
4卒業写真(荒井由実
岩木山三山ひろし
ヒカリへ(miwa)
7乾杯(長渕 剛)
8年下の男の子(キャンディーズ
栄冠は君に輝く伊藤久男
10うれしい!たのしい!大好き!(DREAMS COME TRUE)
11虹(菅田将暉
12レオ(優里)
13せんせい(森 昌子)
14生きてることが辛いなら森山直太朗
15アルデバラン(AI)
16千の風になって(秋川雅史
17First Love宇多田ヒカル
18勿忘(Awesome City Club)


男性 9人
女性 14人
合計 23人

合 5組
2 13組
1 0組


東近江市としては初めてだが、会場の八日市文化芸術会館では27年ぶり。
当初はリトグリがゲストだったが都合によりmiwaに変更。変更により初出場になったゲストは北島三郎山口ひろみ以来。
今日から新年度ではあったが、今年は特に目立つ変更点は無かった(と思う)。


【今週の感想】

1Mela!
この歌、流行ってんの?





2じょんから女節
ちょっと外してるところもあったけど上手かったな。
お母さんが三山さんのファンだそうで、三山さんからも激励の言葉が。





3それが大事
お揃いのスーツにテンガロンハット、誰がどう見てもはやぶさの歌を歌うもんだと思ったぞw





5お岩木山
78歳。やや不安定なところもあるけど声が真っ直ぐ伸びてたなぁ。もうちょっとサビとメロディーのメリハリが付けば全然チャンピオン行ける。





7乾杯
結婚する息子の熱い涙よ。





8年下の男の子
肉!米!魚!





10うれしい!たのしい!大好き!
可愛い顔に反して意外にハスキーな歌声。





12レオ
この春から中学2年生。
9年飼っていたペットを亡くした今の気持ちを歌う。金魚のミヨちゃん。平尾昌晃を思い出すね。





13せんせい
83歳。孫のセーラー服を借りての出場だがスカートの方は入らなかったらしい。
ペラペラとよくしゃべる姿まさに上沼恵美子を彷彿とさせる。



千「もう漫談家になれます!





15アルデバラン
惜しい!歌詞がトばなければ行けたよ!





16千の風になって
16歳。
大抵、この曲を歌う人は秋川雅史に寄せてくるもんだが、最初から地声で通したのは新しい。





17First Love
中国・湖南省から日本に来て8年。
上手いな。聴き惚れてしまったぞ。





特別賞は3番「それが大事」を歌われた高校の先生3人組。
チャンピオンは14番「生きてることが辛いなら」を歌われた男性でした。



何年か前に歌詞が問題となって隠された名曲となってしまった「生きてることが辛いなら」がのど自慢初登場でチャンピオン。結果もそうだけど歌われた事自体が嬉しいね。語りのような歌で惹きこまれた。やっぱり上手い人って自分の世界持ってるよなぁ。





んで自分の世界と言えば17番の中国から来たという女性かな。低音のハスキーな部分も素敵だけど、そんなに熱唱してる感じでもないのに、やけに高音に張りがあるんだよな。あとサラッと歌っちゃってくれるから違和感無いけど、海外の子がこの曲の切なさをしっかり表現できているところ、この曲を愛して歌い込んでるのが伝わってくるね。





1番「Mela!」の女の子は実に惜しい。
躍動感ある感じで非常に魅力的だったけど、もうちょっと歌詞がハッキリ発音できてたら普通に合格してたな。

NHKのど自慢・神奈川県小田原市大会

ういろうみたいな蒲鉾。


2022年3月27日 神奈川県小田原市(小田原三の丸ホール)

サーキットの娘PUFFY
さくら(独唱)
アルデバラン(AI)
いつか きっと渡辺美里
5メロディー(玉置浩二
6サウスポー(ピンク・レディー
7夜空(五木ひろし
8流れて津軽(島津亜矢)
蕾(つぼみ)コブクロ
10恋の季節ピンキーとキラーズ
11Mela!(緑黄色社会
12今夜は乾杯(川中美幸・弦 哲也)
13言えないよ(郷 ひろみ)
14三百六十五歩のマーチ水前寺清子
15 2億4千万の瞳(郷 ひろみ)
16美・サイレント(山口百恵
17福笑い(高橋 優)
18誓い平原綾香


男性 11人
女性 11人
合計 22人

合 4組
2 14組
1 0組


小田原市では25年ぶり。かの有名な青木隆治がチャンピオンになった回である。


【今週の感想】


サーキットの娘
のど自慢って基本的に最先端の音楽多いけど、稀に絶妙に懐かしい曲もよく出してくるよなw
フィットネスクラブのインストラクターらしくキレのある振り付け!





アルデバラン
AIの曲を歌う人は男性が多いから、この曲もチャンピオンに輝くとしたら男性の方が多くなるかも試練。





5メロディー
79歳のレモン農家さん。
西田敏行を思い起こさせる優しい聴き心地のよい歌声。





7夜空
五木ひろしばりのファイティングポーズを見せたと思ったが、ピンと立った小指はまさに大江裕。なんかのネタかと思ったら怪我をしてて曲げられなかっただけとの事。





16美・サイレント
19歳。
昭和のアイドルが憧れとあって雰囲気はまさに昭和50年代ぐらい。





17福笑い
小田原市役所職員2人組。
いや、しかし・・・ここに来てとんでもない爆弾落としてきたなw
音消して絵面だけ見てると賑やかしにしか見えないんだけど、歌はしっかり上手いのが小憎らしいんだよなw もうこの2人がチャンピオンで良いよ、鐘2つだったけどw



特別賞は6番「サウスポー」を歌われた母娘。
チャンピオンは13番「言えないよ」を歌われた男性でした。





ネタと歌の上手さを両立した17番の2人組が忘れられないw
歌詞に合わせて大振りのアクション付けてたのがもう笑えるんだけど、歌は上手くて妙に感動するんだよなぁ。この曲そんなに合格しやすいって曲でも無いんだけど、過去にデュエットで合格した人たちもいるわけだしちょっぴり期待しちゃったんだけどねぇ。





チャンピオン争いと言うと9番と13番の男性2人のがっぷり四つだったか。どちらもレベル的には同じくらいだと思ったんだけど、ややクセのある「蕾」に対し、クセのない「言えないよ」に今回は軍配が上がった格好。場所によっては逆の結果になる事もあるんだろうけど。





あと、おっと思ったのが、その13番の男の子の後15番でもう一度郷ひろみが出てきたことw
こちらはキラキラのジャケットでネタ枠ではあったが、同じ歌手でもこんだけ毛先が違うからこそGOサンドしてても食傷気味にならないんだよな。むしろ郷ひろみの凄さを思い知った回。

NHKのど自慢・沖縄県那覇市大会

沖縄情緒あふれる大会!


2022年3月20日 沖縄県那覇市那覇文化芸術劇場 なはーと)

1アンマー(かりゆし58)
2明日は咲こう花咲こう(吉永小百合・三田 明)
童神古謝美佐子
琉球愛歌(MONGOL800)
5制服(松田聖子
6if・・・(DA PUMP)
7気まぐれロマンティック(いきものがかり
あなた。(ハジ→)
涙そうそう夏川りみ
10対馬海峡対馬一誠)
11生まれてはじめて(神田沙也加、松 たか子)
12海の彼方パーシャクラブ
13BOOMBAYAH(BLACKPINK)
14Always(光永亮太
15花(石嶺聡子
16home(木山裕策
17花束のかわりにメロディーを清水翔太
18ボーイフレンド(aiko


男性 11人
女性 10人
合計 21人

合 6組
2 11組
1 1組(琉球愛歌)


那覇市では11年ぶり。


【今週の感想】

3童神
今週ハタチになる新成人。
いやー、いいねぇ、沖縄の独特な言葉で、しかもキレイな発声で聴く童神。映える映える。
そういや新成人になったと思ったらあと10日もすれば何百万人が一気に新成人になるんだよなー。





琉球愛歌
歌詞が飛んでしまい無念の鐘1つ!





5制服
「この曲のイントロが好きでのど自慢で聴いてみたくて選びました!」



自分で選曲して聴こうと言うこのバイタリティ、この子はきっと将来、社会で重要なポジションを任される子になる。





6if・・・
おいおい、ここは鐘1つで良いんだよ!
その方がおいしいよ!





7気まぐれロマンティック
結婚5年の夫婦。
旦那さんが高らかに番号曲名を宣言したが、歌は全て奥さん任せw





8あなた。
筋骨隆々の29歳。





涙そうそう
思えば涙そうそうが初めて歌われたのもこの那覇市だったな・・・。





10対馬海峡
76歳。声の伸びが言う事無し。もうちょっと発音が良ければ間違いなく合格してた。





13BOOMBAYAH
いやいやいや、この子たちもうチャンピオンで良いだろwダンスの完成度とかもしっかり見れるレベルだし。
それでまた、何となく20~25年近く前を思わせる選曲なのが良いんですよ。このBLACKPINKなるグループは比較的新しいグループのようですけど、平成10年前後ののど自慢ってこういう激しいダンスを交えたラップとかレゲエとかヒップホップなんかがよく出てた時代じゃないですか。この子たちの歌聴いてたら、その当時の懐かしさみたいの思い出しちゃったよ。うん、良かった。オジサンが特別賞あげたい。





16home
ニセ木山。





17花束のかわりにメロディーを
カラオケバー経営の26歳。
お化粧してる?そういうバーなのか?w





18ボーイフレンド
出「恋はしてません!彼氏もいません!

後ろに良い男がいっぱいいるぞ!






特別賞は7番「気まぐれロマンティック」のご夫婦。
チャンピオンは11番「生まれてはじめて」を歌われた女子高生でした。



今回もやっぱり沖縄だな~と言ったような印象の大会。「アンマー」「童神」「琉球愛歌」など沖縄に縁のある曲が多く、やはり本島ののど自慢とは一味違った雰囲気になった。



まぁその中だけど、今日一番見せ場作ったのはやっぱり13番の女の子2人かなぁ。
上でも書いたけど何か雰囲気が平成10年代なんだよね。例によってBLACKPINKとか初めて聴いたグループではあるんだけど。
その頃と言えばMAXとかSPEED、ラルクとかT.M.Revolutionなんか歌う人が週替わりで出てきて、団体戦も多く20組の枠に30人以上がステージにいた気もしたが、最近は一人でしっとりバラードを歌うのが主流になってるからステージの上あんまり賑やかじゃないんだよね。尤もコロナになってからはステージ上に出場者がいる事も無いんでどっちにしろ寂しいもんだけど。
今回のこの子たちのダンスと歌を聴いてたら、その当時の熱いステージを思い出しちゃったね。





でその輪の中にはDA PUMPもいたわけだが、今回「if・・・」を歌った彼はやっぱり鐘1つだった方がおいしかったと思うんだけどなぁ。4番の方が大胆に歌詞をすっ飛ばしてやっと鐘1つになるくらいハードルが高くなってるけど、おいしそうな場面ではどんどん鐘1つ鳴らせばいいと思ってる。

NHKのど自慢・福島県田村市大会

11年越しの開催!

2022年3月13日 福島県田村市田村市総合体育館)

俺たちの明日エレファントカシマシ
2キセキ(GReeeeN)
3情熱の嵐(西城秀樹
岸壁の母二葉百合子
5赤いトラクター(小林 旭)
夜桜お七坂本冬美
7きよしのズンドコ節(氷川きよし
STARS(Superfly&トータス松本
9達者でナ(三橋美智也
10高原列車は行く岡本敦郎
11星降る街角(敏いとうとハッピー&ブルー
12アルデバラン(AI)
13笑えれば(ウルフルズ
14だんな様(三船和子)
15青春病(藤井 風)
16愛は時を越えて(大橋純子
17演歌兄弟(北島三郎鳥羽一郎
18何度でも(DREAMS COME TRUE)


男性 12人
女性 12人
合計 24人

合 4組
2 14組
1 0組


【今週の感想】

番組内でも言っていたが、田村市では11年前に開催が予定されていたが地震により中止。この地震の影響で中止になったのは田村市の他に栃木県日光市宮城県岩沼市。日光・岩沼ともに平成24・25年で再び日程が組まれるも田村市では予定が組まれていなかった。のど自慢でも半年後の久慈市大会や東北のど自慢などの派生番組から始まって事あるごとに震災支援として拡大版を放送してきたが、田村市での開催はある意味その集大成と言える。コロナ禍で規模としてはこじんまりとしてしまってはいるが、ここでの開催を行わずして真の意味で復興とは言えず、まさに今日の放送は悲願ののど自慢開催と言えよう。





1俺たちの明日
昨日が大学を卒業したばかりの21歳!





2キセキ
母娘。まぁ髪型も合わせて・・・。

娘「父と母が出逢えた事も奇跡なら私が生まれた事も奇跡

コロナの感染者が右肩下がりになり、ずっと中止していたのど自慢が田村市で開催された事もまさに奇跡!





3情熱の嵐
ジミー大西版みたいだなw
坂本冬美さんにアピールも細川さんからは鋭いツッコミ。





細川「冬美ちゃんとこには行ってなんで俺の方には来ないんだ」





出「怖くてw





その割には爆弾発言w





夜桜お七
「6番、夜桜お七
いやもうね、歌を聴く前に番号曲名からもうプロい。歌も良かったんだけどな~、鐘2つか・・・。



出「(坂本冬美の)その色気は何を食べたら出せるんですか?」





冬美「これはね・・・化けてるんですよ





7きよしのズンドコ節
本来であれば今日は氷川きよしがゲストだったが病気の為、細川たかしが代役に。



細川「ヒマな時に細川たかしの歌も歌ってくださいw



きよし君を立てながら場を盛り上げる事も忘れず、甘口辛口ユーモアシリアスなコメントのバランスがホントに絶妙。
見てるだけでも面白いのに、それでいて歌は超絶上手い。みんな細川たかし大好きなのも納得だよな。





8STARS
いとこ同士。
女の子も上手いけど、男の子の方はトータス松本にしてはイケメンすぎるなw





9達者でナ
黄色い帽子とジャケットがよく映える77歳。





11星降る街角
今月定年を迎える田村市役所の60歳。
この芸風を受け継ぐ若手がいれば田村市も安泰よ。





12アルデバラン
中学1年生が難曲に挑戦。
10年前までは朝ドラ主題歌がのど自慢で歌われる事もそれほど多くは無かったが、最近はドラマ放送中に歌われる事もよくあり選曲の傾向がここ10年で変わりつつあるのかなと感じる。
あとこれは印象だけど、昔はむしろ民放ドラマの主題歌の方がよく出てきたような気がする。これももしかして東北地震あたりから流れが変わってきたのかなぁ。





13笑えれば
トータス松本にしてはイケメンすぎるなw(2回目)





14だんな様
この曲はしっとり歌う人が多いけど、珍しく大きなアクション付き。



細川「歌はともかくだんなさんがあそこでね・・・」





あの客数の中でしっかりだんなさんを捉えてるって事は、やっぱり歌はあまり聴いてなかったんだなw





15青春病
高校の音楽の先生。
その個性的な髪型は・・・・・・松田翔太リスペクトかw





16愛は時を越えて
お母さんが着ていたワンピースを着て熱唱。
サイズはぴったり、歌も情感たっぷり。と言うか聴いてて今日一番グッと来たんだけど、この方も鐘2つかぁ。





特別賞は11番「星降る街角」を歌われた男性。
チャンピオンは15番「青春病」を歌われた男性でした。



細川たかしではないが歌はともかく個性的な人は多かった印象。振り返ってみると合格者でもあまり低音が活きてる人はおらず、場所によっては鐘2つに沈みそうではあった。そういう点で言うとSTARSの女の子良かったな。張り上げた時の声の艶やかさとか裏声のとことかね。





将来性を買うなら12番の「アルデバラン」の女の子かな。歌い始めの方はそうでも無かったけど後半はあどけない顔に似合わない大人びた中低音がよく出てた気がする。まだまだ安定したものは無いけど自分の歌い方が出来てくれば数年後にはチャンピオン取れそうなポテンシャルはある。将棋と歌で2足のわらじを履いてる人だっているんだから卓球と歌で履いても問題あるまいw





懐かしい歌手ついでに言及しておくと久々に岡本敦郎さんの曲で合格が出た。これは平成21年9月の長野県塩尻市以来およそ12年半ぶりの事。さらに20年ほど前には90歳くらいのお爺さんがリズミカルに歌って合格したというインパクトも「高原列車は行く」にはあったが、4兄妹での朗らかな合格もこれはこれで中々のインパクトであった。

NHKのど自慢SP~頂点を目指す10組のチャンピオン~

これでさよならとは言わせない・・・!


本来であれば前日の5日にNHK大阪ホールで行われていたチャンピオン大会。ご存知の通りコロナで 中止 延期になってしまったので、今回は出場予定だった10組のチャンピオンの当時の歌声と近況を、リモートで繋いでお伝えしていくスペシャル版でございます。

いやー誰が出るのかも全く分からなかったですからねー、もう番組始まってから「うおー、この人出てる!!」とか「あー、この人出てねぇ」とか叫びっぱなしの45分でしたよ。と言うわけで出場者整理です。北から順にご覧ください。



岩手県矢巾町チャンピオン 神山未来さん
ロマンスの神様


山形県南陽市チャンピオン 千葉結衣さん 中嶋友靖さん 河井彩華さん 佐藤那織さん
♪ぼよよん行進曲


栃木県小山市チャンピオン 茂木結菜さん
瑠璃色の地球


新潟県上越市チャンピオン 川合徹人さん
♪奇跡~大きな愛のように~


長野県辰野町チャンピオン 林 綾音さん
♪だから僕は音楽を辞めた


三重県四日市市チャンピオン 上田淑子さん
かあちゃん


兵庫県加古川市チャンピオン 小口拓利さん
♪奏(かなで)


鳥取県米子市チャンピオン 上田剛史さん
♪Story


福岡県朝倉市チャンピオン 藤﨑伊織さん
イヨマンテの夜


鹿児島県奄美市チャンピオン 田中功介さん
♪花になれ


以上10組の皆さん!
こう見ると割と各地区から万遍なく選出されてるようで、その地区ごとで代表者を出してる様なニオイもあったりなかったり。偶然そうなったかどうかは分からんけど。
千葉市チャンピオンの「走れ正直者」は聴きたかったなぁ~とは思ったけど、逆に矢巾町の「ロマンスの神様」が聴けたのは嬉しい誤算。「ぼよよん」と「ロマンスの神様」は去年のチャンピオンの中でも特にリピートして聴いたから、この2組が選出されてたのは素直に嬉しい。
ホントだったらこの中から優秀賞とグラチャン決まってたんだよなぁ~と思うと、まだ消化不良感が残りますが、とりあえず今回の感想に参りましょう。





鹿児島県奄美市チャンピオン 田中功介さん ♪花になれ
脱サラして一念発起、看護師を目指す男性。のど自慢出場時は国家試験の直後だったそうだが無事合格。現在は地元の病院に勤務して仕事に励んでるとの事。
「花になれ」と言えばやはり平成30年の篠崎大輔さんが思い起こされるが、篠崎さんとはかなり毛先が違っていて優しさを前面に押し出してる篠崎さんに反して田中さんは勢いと力強さの「花になれ」であり、それこそ天童さんが「全身全霊で歌っている」というコメントがピッタリの歌唱となっている。奄美の風景も映ってたけどあの風土に触れて来たからこそ西川さんが言っていた「伸び伸び歌っている」歌が生まれたんだろうなー。






長野県辰野町チャンピオン 林 綾音さん ♪だから僕は音楽を辞めた
コロナ前最後の回のチャンピオン。出場当時は高校2年生だったが現在は既に大学1年生となった。
声優・アニメソングコースを専攻しているようなので鈴木愛奈ちゃん・花井美晴ちゃん姉妹や岡咲美保ちゃんなどに続くのど自慢チャンピオン経験者の声優誕生もまた間近かもしれない。
曲はヨルシカの「だから僕は音楽を辞めた」という我らオジサンには若干マイナーな選曲であったが、原曲を聴いてみるとここから絶叫も交えた激しい畳みかけが続くので、メロディー部分でブレてた所があったのはやや不安要素。






新潟県上越市チャンピオン 川合徹人さん ♪奇跡~大きな愛のように~
さだまさしのしっとりとした「歌」の部分と、訥々とした「語り」を見事に使い分けた透き通る歌声に説得力を感じる。ここからまたサビに向かって高音がグッとくるから、そこの出来も気になるよな~。
定年を迎えたスキー専門の元体育の先生だそうでスキー歴57年の61歳。歌も結局は体力勝負だから、スキーで鍛え抜かれた肉体が60を越えても若さを保った歌声に繋がってる感じはする。






山形県南陽市チャンピオン 千葉結衣さん 中嶋友靖さん 河井彩華さん 佐藤那織さん ♪ぼよよん行進曲
うーん、これ流れてる映像って別に新しいものじゃないし、何だったら100回ぐらいは繰り返して見てるはずなんだけど、改めてスペシャル版と思って見ちゃうとこの方たちの力強い歌声に何故だか涙が止まりません。これ生で聴いたらヤバかったろうなー、当時の映像でこれだもの。グラチャンとかそういう感じでは無いんだけど私的にはビンビン感じちゃいますね~、素晴らしい。


中嶋さん「さぁみんな~、ジャンプしますよ~、1,2,3、ぼよよよ~~~ん!



千「ずっとそのテンションなんですか?w」



中嶋さん「いや、ホントはもっと上げてます



この切り返しは逆に想定外w






栃木県小山市チャンピオン 茂木結菜さん ♪瑠璃色の地球
どっちかと言うと、この子の歌い方の方がヨルシカに近いんだよな~。
当時も書いたと思うが歌唱技術的には申し分ないものの、選曲とはややミスマッチな感じもするんですよね。もっとサビまで引っ張ってから盛り上げていった方がこの曲は聴かせられるとは思った。場数的にも問題ないだろうし、後はアナリーゼと言うか一つの楽曲をさらに深く掘り下げていければこの子は凄い歌い手になると思う。






兵庫県加古川市チャンピオン 小口拓利さん ♪奏(かなで)
茂木さんとセットで紹介されていたが、放送時点では年上の彼の方がやっぱり3歳ぶん上かな?と言った印象。有り余る技術はあるんだろうけど、それを一気に見せ付ける事はせず淡々と余裕を持って歌い進めている。にも関わらず地味にもならないギリギリのラインを攻めてくるんで、聴いてる者を惹きつける力があるんだよなぁ。もっと聴いていたい心地よさ。






鳥取県米子市チャンピオン 上田剛史さん ♪Story
ねぎ一本でチャンピオン大会に来た男!
一般的に薬味として欠かせないものではあるが、鳥取の白ねぎは数々ある鍋の具を押しのけ自らが主役に躍り出るポテンシャル。メインとして威張り散らしていたを黙らせ太刀持ち露払いに従える様はまさにねぎの将軍鍋と呼ぶに相応しい。上田さんはツマとしてひっそりと佇んでいた白ねぎにスポットを当て、食材としての可能性を探求していく開拓者なのである。

うん、で歌の方は若干緊張したのもあったか、リズムが狂ってきたのをバンド陣に合わせてもらったり、特に詞の歌い終わりが結構マズかったのが気にはなったかな。声自体は良いものを持ってると思うのでビブラートや小節の完成度を上げればもっと聴ける歌になる。ここまで書いて当時の記事を読み返してみたら同じ事書いてあった。改めて聴いてもそう感じたっつー事はやはりそういう事なんだろう。






福岡県朝倉市チャンピオン 藤﨑伊織さん ♪イヨマンテの夜
今回最年少。小さな体と可愛い顔からは想像もつかない唸り声。まだまだ発声は完成していないもののやっぱりインパクトは抜群だよなぁ。と思えば艶やかな部分もあって妙な色気も感じさせる。
この春から中学3年生となり身長ももう167センチ。まだ伸びるだろうからキャラ的にも将来本当に氷川きよし2世になるんじゃないかと思わせる雰囲気があるよな。水森英夫先生に鍛えてもらいたいね。






岩手県矢巾町チャンピオン 神山未来さん ♪ロマンスの神様
いやー神山さんの歌も鬼リピートしたんだよなー。
広瀬香美の曲ってサビの高音エグイんだけど力強く歌えてるし、見せ場の「ロマンスの神様」まで聴きたかったよ、マジで。
3歳と1歳の女の子のお母さんでもあり、今娘さんがハマっているのが神山さんがのど自慢に出た時の映像を見て一緒に歌うのど自慢ごっこ。あー、こらもう10年後この子出るわ、覚えとこ。





10三重県四日市市チャンピオン 上田淑子さん ♪かあちゃん
島津亜矢バージョンを引っ張ってきたけど、声質としては島倉千代子都はるみのような泣き節の方が活きてる。裏声と地声、両方使ってたけどこれ最後の方まで自在に使えてるかどうかで全然評価変わってくるよな。多分審査員は同世代の人が多そうだから(笑)感情移入して聴きそうな所も評価を上げる要因になるかもしれん。最後の最後でオバちゃん・・・と言っちゃ失礼だけど、妙齢の女性がどっしりと締める安心感は平成15年度の川島ミキ子さんを思い出す。





と言うわけで本来だったらここで優秀賞2組、そして栄えあるグランドチャンピオンが決まるわけですが、今回は本選の編集だったので審査は無し。うーん、どうだろうなぁ、個人的な思い入れなんか抜きにして予想してみると茂木さん拓利くんのどっちかが取りそうな気がするよな。若しくは将来性を買いまくって伊織くんを爆上げしておくのもアリかもしれないが、変声期のハンデを考えると仮に普通に開催されていたら今回の伊織くんの入賞は見送られていたような気もする。一番古い林さんが既に2年以上も経過していて、一番新しい茂木さんが3ヶ月ほどしか経ってないから過去映像だけで一緒くたに語るのが非常に難しいのが悩みどころなんだよなー。私的にこの10組の中からはもう決めたけど、事情により発表はちょっと後日追記しますw





そう言えば「今年デビューを果たす若手歌手」は原田波人くん斉藤花耶さんでしたね。花耶さんは読めたけど、波人くんはちょっとノーマークだったなw デビューしたのは知ってたけど花耶さん推されまくってたから花耶さんしか浮かんでこなかったもんねw

番組内でのど自慢から歌手になった人物に北島三郎美空ひばり三山ひろしの名前が挙がってたけど再三書いてきた通り美空ひばりの出場疑惑に関しては待ったがかかる。
「上手すぎて鐘が鳴らなかった」とか「いや鐘はなんと1つしかならなかったんだ」とか当時としても俄かに信じがたい逸話が伝説の如く語り継がれているが、どの説の信者もセットで発する言葉が上手いが子供らしくなかった為と言うもの。実はこれ島倉千代子がのど自慢に出た時のエピソードと酷似している。ちなみに美空ひばり自身は地元で開催されたローカルのど自慢に出場したのを「NHKのど自慢(当時は素人音楽会)」に出たという事でガチで勘違いしてたっぽい故に、そういう話が持ち上がったのでは無いか、という話が昭和45年あたりに発行されたNHKの放送夜話に載ってたりするので興味のある方は何とか探し出して参照してほしいw
そう考えると「鐘がならなかった」という番組進行上信じられない話も「ローカルののど自慢だったから」と考えれば若干信憑性が出てくるのではないだろうか?あるいは本当に出場していたがまだ鐘を使っている時代では無かったから当然鐘が鳴らなかったという可能性もあり、どちらにせよ真偽の方は定かではなく、出場していたかしていなかったのかどの説も立証不能なのが悔しいところ。まぁ私は今のところ美空ひばりはNHKのど自慢に出ていない説を推してるわけだけどw





さて、今回もラストは完全にこれで終わりになったというニュアンスではなく実現できるようにという含みを持たせた終わり方だったので、この10組の歌声を生で聴ける機会もあるのではないかという希望も出てきましたね。西川さんも言ってたけどやっぱり生で聴きたい!生で聴くに限る!未だ見えないコロナ収束ですが少なくとも来年は中止にならない事を祈りつつ日々生きていくことに致しましょう。