3月24日 岐阜県瑞穂市大会、BOYS AND MEN初登場!
3月31日 栃木県宇都宮市大会、hitomi初登場!
4月7日 北海道遠軽町大会、半崎美子初登場!
5月5日 岩手県陸前高田市大会、稲垣潤一初登場!
6月2日 山梨県韮崎市大会、藤巻亮太初登場!

NHKのど自慢・福岡県朝倉市大会

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帽子の位置!



2020年12月6日 福岡県朝倉市朝倉市総合市民センターピーポート甘木))

1紅蓮華(LiSA)
まつり北島三郎
3ともに(WANIMA)
4一剣(氷川きよし
5満ち潮(川野夏美
イヨマンテの夜伊藤久男
破滅の純情ワルキューレ
8田園(玉置浩二
9世界はあなたに笑いかけている(Little Glee Monster)
10「生きろ」(NEWS)
11あや子のお国自慢だよ(藤 あや子)
12サボテンの花財津和夫
13三日月(絢香
14居酒屋(五木ひろし木の実ナナ
15ならず者イーグルス
16NIPPON(椎名林檎
17スタートライン~新しい風馬場俊英
18涙そうそう夏川りみ


男性 9人
女性 12人
合計 21人

合 6組
2 12組
1 0組

石田良典さん欠席でベースは清水龍美さん。
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通常放送としては今年最後ののど自慢。平均的に上手い人が多かった。

【今週の感想】

2まつり
声も良いがまず上手い!
曲と声の太さがピッタリあってて選曲面でも言う事なしの合格。


3ともに
母娘。
会場の朝倉市は3年前に甚大な豪雨被害があったところ。このご家族も家が全壊したと言い、かつて家があった場所を整頓しながら先の見えない生活に思う所もあったはず。この曲は

どれだけ過去が辛くて暗くても 昨日より不安な明日が増えても
悩んだり泣いたりする今日も 進め君らしく 心躍る方

との歌い出しから始まり、ここだけ見てもご家族がこの歌に共感し元気づけられてきた姿や生活が想像できる。よくよく紐解いてみるとこの曲アップテンポな割には7割ぐらい後ろ向きな言葉も並べられていて、決して人生楽しー!と言ったような人生賛歌じゃ無かったと言う事。そう言った人生の7割ぐらいは辛い現実を突きつけられて尚、

生きて耐えて時に壊れ泣いて迷う影に笑顔咲き誇る
生きていれば・・・命さえあれば・・・

との真理とも思える歌詞。これが真髄かなぁ。奇しくも現状と重なる部分もある。これ書いた当時は2020年がこんな異常な年になるとは思いもしなかっただろうけど。脱線するが、そもそも2020年が近年で一番盛り上がる年だったはずなんだよなぁ、全く逆になっちゃったけど(笑)

歌の方は失礼ながらオマケの鐘2つとも言えなくはないけど、この被災の経験から娘さんは消防士を目指すとの事。
助けてもらった側から今度は助ける側に。道は厳しいが頑張ってください。



イヨマンテの夜
上手い、上手すぎるw
詳しくは後述。



9世界はあなたに笑いかけている
5人で歌っている歌を2人で一生懸命合わせていたが惜しくも鐘2つ。



10「生きろ」
上手い、上手すぎるw(2回目)
ちょっとこれも後述。



13三日月
採点が異様に厳しい時は、もう後半のレベルの高さを期待していいのか?w



18涙そうそう
おいおい、こんな色っぽい衣装で涙そうそうを歌うなんて事が許されていいはずが・・・・・・



(・∀・)イイ!!



特別賞は11番「あや子のお国自慢だよ」を歌われた女性。
チャンピオンは6番「イヨマンテの夜」を歌われた男子中学生でした。

終盤12~18まで、7連続合格でもおかしくなかった。何というか付け入るスキのない上手さ。普通7連続で合格したら逆に白けるような気もしないではないが今回に限ってはそれも許されるレベルの高さだった(実際には4組だけだったけど)。
そのハイレベルな戦いの中で「イヨマンテの夜」を歌った少年がチャンピオンに輝いた。カウンターテナーと言った感じで高音域もほとんどブレる事無く安定した発声が出来ていてインパクトも抜群だった。ただ発音が完成しておらず一部歌詞が不明瞭だったのは気になる点。チャンピオンという所まで行ってしまうと今回のような強者犇めく中では正直、先物買いが過ぎるかなと言った印象。まだ声変わりもしていないと思うが、今後も注視しておきたい。
後半は前述したとおり実力者のバーゲンセール。「三日月」の女の子から後に歌った鐘2つの方は「なんで鐘2つなのか分からない」という感想になるので上ではもう省いた。
「ならず者」と「スタートライン」の男性はともに爽やかで丁寧な発声で非常に好印象。まぁ「ならず者」に関しては私英語は全然分からないが単純に歌として耳馴染みが良く、聴いていて爽快感があり私はチャンピオンに推していたほど。
合格組でもう一方特筆するとすれば「まつり」の男性。キレイでもカッコイイわけでも無い声が逆に唯一無二の個性的な武器になった好例である。特に安定を感じる声の太さは聴いている人が元気になる素晴らしい声。感じちゃうね。宗右衛門町ブルースを歌わせても多分合格できる。
鐘2つ組で行くと「居酒屋」の奥さんの声の抜き加減が見事だった。「NIPPON」の先生もチャンピオンの男の子と同じく上手く喉を使ってパワフルな声を出していたが一部音程がズレ(すぎ)たのが致命傷だったか。リズム的にすごい難しい歌でその点は体で感じながらクリアできていたので期待はしていたが。余談だがそのリズムの取り方がなんか可愛かったw
で、一番納得いってないのが10番「生きろ」の男性。髪は薄いがキャラは濃くまさかこの男性がNEWSの歌を爽快に歌い上げるなんて視聴者(私も)は想像だにしなかっただろう。正直「生きろ」の張り上げたあたりから苦しくなってくるのかなとは思ったが、それでも合格には十分足り得る実力だったのでこの方の鐘2は大変遺憾。ところでこの曲 私は初めて聴いたんだが、調べてみると2018年の歌だそうで「のど自慢」の中断期間はあれどこんな良い歌がよく今まで歌われずにいたなぁという率直な感想。もっと知られても良い曲なんじゃねと思ったが、まぁ私が無知なだけか。





イヨマンテ




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少年「イ~~~ヨ~~~マンテ~~~」





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きよし「イヨマンテ・・・?」





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きよし「イヨマンテ・・・」





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きよし「イヨ・・・」





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きよし「ハッ!」




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きよし「ドラクエの呪文だね?」
少年「違います」



イヨ。
イヨマ。
イヨマンテ
みたいな。