3月24日 岐阜県瑞穂市大会、BOYS AND MEN初登場!
3月31日 栃木県宇都宮市大会、hitomi初登場!
4月7日 北海道遠軽町大会、半崎美子初登場!
5月5日 岩手県陸前高田市大会、稲垣潤一初登場!
6月2日 山梨県韮崎市大会、藤巻亮太初登場!

平成29年大相撲初場所


関口孫一郎


どなたかは存じ上げませんが関口さんの千円札が幾枚か出回ってる模様。
昨日使ったので↑の番号の関口千円を見かけた方は「あ、このお札、先生も使ったんだ〜♪」と私に思いを馳せながらまたご使用ください。






と言うわけで初場所の大相撲は稀勢の里の初優勝!


初日はまだ様子見だったけど2日目の玉鷲戦に今場所の調子の良さが見れたような気がする。劣勢になっても落ち着いて体勢を挽回する相撲はメンタル面の成長も見られた。
優勝1回の横綱昇進について世間では賛否両論あるが私は特に異論無し。抜群に良い成績を挙げる事も無さそうだが、まぁそこそこは勝つんだろうし引退までにあと3、4回ぐらい優勝するかなと言った所。世代交代の兆しが見られた平成28年だったが、29年は実際に動く所まで来たのかもしれない。




白鵬は全盛期の鋭い立ち合いはあまり見られず、往年の旭鷲山に近い立ち合いから培われた技術で捌くような相撲が増えた。体のハリも無くおそらく体重も今は140中盤ぐらい?のようにも見える。優勝40回は軽く行くと思ったが、42回まではもう厳しいかもしれない。
慢性的な怪我による日馬富士の負傷休場は止む無しと言えるが、もっと深刻なのは鶴竜で休場理由もとりあえず探して休んでいるようにも思えた。先場所はあれだけ良い相撲を取って優勝していたのに負け始めてからまた弱気の虫が顔を出した。今場所は通算7個の金星が出てしまったが稀勢の里横綱になって金星獲得のチャンスが増える事もあって、今年は毎場所5個以上は金星が出てしまうような気がする。ちなみに金星1つで報奨金(いわゆるボーナスのようなもの。給料とは別)が4万円増える。なので弱い横綱は協会の懐具合にもダメージを与える事になるわけですが詳しく書くと長くなるのでその辺はウィキ等でどうぞ。この辺のシステムは理解してくると超面白いので一晩中語っていたいところですが、かなり主旨から外れるので泣く泣く省く(汗)


他トピックスとしては琴奨菊大関陥落。
相撲内容としては土俵際まで寄り立てて逆転を食らうという相撲が何番かあり全体的な衰えが如実に表れていた。上手く押し込めると稀勢の里戦のように一気に外まで運べるのだが組み止められたりすると勝利パターンが少ないためもうどうにもならない。ただ逆に言うとまだ彼には開拓次第で戦える道も残っていると思っていて、個人的にこれからは出島の様な押し相撲を磨いていってはどうかと提案したい。稀勢の里を一気に持っていったあの一番を見ると、もうまわしにこだわる必要も無いんじゃないかと思えてくる。顎ももう少し引いて。上位には四つ身の技術を持った力士が多いので、あまりそれに張り合わない方が良い様な・・・まぁいずれにしろ下半身の維持強化は急務。


関脇以下ではまぁ一人選べと言われたら蒼国来かな。
押してもブレない体幹の強さが端々から感じられた。来場所は上位挑戦場所になりそうだがネチっこいあの取口は日馬富士あたりは嫌がりそうだなぁ。白鵬鶴竜稀勢の里なら組んで何とか料理できそうな気がするけど。
そして楽しみな宇良が入幕確実。春場所は数年前まで大関候補と呼ばれていた栃煌山や妙義龍、上位常連の隠岐の海栃ノ心が周辺にいるし、どんな取組になるか今から楽しみでしょうがない。


あと年末に幕下昇進十傑に挙げた石橋がいきなり関取昇進確実になった。
夏場所昇進を想定していたので、この成長には驚き。彼はいざ大一番になると緊張するような感じだから上がって来たら稀勢の里みたいな扱いを受けそうだと今から予言しておく。